散策と日常生活とアートの融合

今日は先日絵の展示会の招待状を頂いたお客様の絵を見に行ってきました。
残念ながらお会いすることはできなかったのですが、柔らかい油絵のタッチと優しい色合いの風景がお客様のイメージと重なりました。
絵の大きさも畳1畳分ほど。
ほかの方々の絵もズラッと並べられており、やっぱり人の絵を見ると刺激になりますね。
見終わった後は近くの国際こども図書館で「絵本に見るアートの100年」という展示をしていたので行ってみました。
国際子ども図書館は建物が趣があって好きな場所です。
中にはテラスがあり食事も取れるようになっています。
とにかく中が綺麗。

展示スペースはそれ程広くありませんが、ダリなども絵本の挿絵描いているんですね。
絵本を芸術として捉えている展示。
たしかに外国の絵本は絵の雰囲気もあまり子供向けという感じはしません。
芸術活動と絵本の関係。

●ダダやシュルレアリスム(理性や合理性の統制から解放された、夢や狂気、無意識などの世界を描こうとする)
●ロシア・アヴァンキャルド、(1910年代から1930年初めにかけてロシアで起こった前衛的な文学・芸術運動)
●チェコ・アヴァンキャルド(1918年にチェコスロヴァキア共和国が誕生するとヨーロッパ各地の新しい芸術運動が流入。

●バウハウス(1919年にドイツで創設された工芸と芸術の統合を目指した美術工芸学校。)
カンディンスキー もここで少しの間先生として働いています。


芸術を高尚なものと考える伝統的な価値観を否定し、日常生活に美的・詩的なものを取り込むことを目指していました。こうした動きが絵本に色鮮やかな色彩とシンプルな形態をもたらしたそうです。 
この間、行ったレオ・レオーニの絵本もありました。

子供向けの絵が並んだ絵本とは一味違うアートな絵本たち。
日常生活と芸術の融合が絵本なんだなと新しい視点をもらいました。
他にも子ども図書館というだけあって、絵本の図書室がとても充実しているので楽しめると思います。
世界中の絵本も見れます。
次はテラスでランチでも!

Today's Makiart

日々描いている絵の記録、英検3級合格目指して勉強中。時間の積み重ねは芸術である。 -画家の記録-

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