抽象度を上げると選択の幅が広がる

今年になってから透明水彩とペンで描いているのですが、なぜかといいますと私の中の絵というカテゴリーが広がったからです。

以前は
絵とはキャンバスに描かなければいけない
絵とは絵の具で重厚な雰囲気がなければいけない
絵とはテーマ性を持たせなければいけない
絵とは時間をかけて描かなければいけないetc...

こういう思い込みを持っていると自分の首を絞めているようなもの。
なんか違うなと感じていたので変化したかったのですがこの思い込みを持ったままだと変わりにくい、そして苦しい。

そして抽象画に興味を持って暫くしてから抽象度を上げることにたどり着きました。

例えば
柴犬→犬→哺乳類→生き物
猿→哺乳類→生き物
という感じで抽象化していきます。

そうすると柴犬も猿も同じ哺乳類で生き物である。
こんな感じで絵のカテゴリーも抽象度を上げていくと結局はどんな絵も人が作り出した創造物へと辿り着く訳です。
そして、その絵に対する価値観も人それぞれ。
そうやって一度抽象化して俯瞰みると実は選択肢は沢山ある事が見えてきます。

これはいろいろ使えますし面白いですね。
仕事にも使えそう。


だいぶ紙がうねってしまいました。。

Today's Makiart

日々描いている絵の記録、英検3級合格目指して勉強中。時間の積み重ねは芸術である。 -画家の記録-

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