ムンク展〜画家にとってのテーマは自分の人生にある
さて、ただ今東京で開催中のムンク展に行ってきました。
ムンクといえば「叫び」しか知らなかったので印象がガラッと変わりました。
ムンクの住んでいたノルウェーに行ってみたくなりました。色彩がなんともいえない淡い色。
「生と死」を一生を通して探求した画家。
若い頃から家族の「死」、そして自身の不安と向き合ってきた、そしてそこからの「生」「愛」への転換がリアルに伝わってきました。
暗闇は暗いほど光りが強くなる。
描かずにはいられない衝動。
同じテーマを繰り返し
同じ絵を繰り返し描き手元に残すようにしていた。
肖像画を描いていたというは意外でした。
しかもサイズが大きいので迫力がすごい。
全体を通して重い印象ではありましたがとても見応えがありました。
画家にとってのテーマ、それは自分の人生の中から見つけ出すということを有り有りと感じました。
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